コラム

いま「南房総」がアツい!地元民に聞いた、絶対に体験しておきたいおすすめスポット10選

観光地と田舎。どちらも地方ではありますが、観光地は休日だと人ごみで溢れているし、田舎に行けば何をすればよいかわからない、そんな印象はありませんか? しかし日本には観光地と田舎が混在している地域がたくさんあり、知られざる魅力の発見が近年新しい観光ニーズを生んでいます。そんな中注目を受けているのが南房総。この地に移住して8年目、ローカル体験コンテンツサービス「AWANO」にて体験プランナーを務めるライター東洋平さんに南房総の魅力について聞いてみました。

田舎のことを田舎が発信する時代に入りました

南房総は鮨や花といった名物で観光地としても知られてはいますが、京都や箱根、鎌倉、日光といった一大観光地と比べると知名度は低いと言えるでしょう。しかし一方で、都会から車で90分の距離にあって海と里山がこれほどまとまっている地域は珍しく、しかも実は有名な観光地に引け劣らない熱いスポットもたくさんあります。口コミやSNSで容易に情報をキャッチできるようになりましたが、地元民の目線で都会に南房総を発信しているのがAWANOです。観光地巡りにはお腹いっぱいの方、もう少しディープな田舎を体験したい方に、全身を脱力してリフレッシュできる地元民おすすめのスポットや体験10選をご紹介したいと思います。

南房総の全身を脱力するスポット5選

・沖ノ島(館山市)

(写真提供:館山市)
その昔海に浮かんでいた無人島が数々の隆起と現自衛隊基地の埋め立てによって陸と繋がりました。堆積した砂浜を歩いて島に至ることができるため「歩いていける無人島」としても知られ、夏季シーズンは海水浴客で大混雑しています。しかし沖ノ島は夏に限らず、脱力するならむしろ夏以外。島の一周が1キロほどなので1時間ほどでぐるっと一回りでき、島の中もひっそりとした小さな森で「こだま」がひょっこり出てきそうです。

所在地:〒294-0035 千葉県館山市館山1563

・鋸山(鋸南町)

(写真:白馬ななか(AWANOフォトライター))
南房総(安房地域)と北の房総を分けるギザギザの山。ギザギザな理由は、昭和期まで「房州石」という良質な石を切り出していたから。725年に聖武天皇と行基によって関東平定の拠点として開山された「日本寺」があり、大仏は鎌倉の大仏の2倍の大きさでなんと日本一。深遠な山奥と思われるかもしれませんが、ロープウェーで山頂まで登ることができ、日本寺のすぐ近くまで車で上がることもできるので、気軽に東京湾と大仏のデカさに脱力しに来てください。

所在地:299-2100 千葉県安房郡鋸南町鋸山
AWANO掲載記事:https://awano.co/articles/5

・大房岬自然公園(南房総市)

(写真:南 芙蓉(AWANOフォトライター))
東京から車で来ると館山自動車道の終点は富浦IC。降りてから10分もかからずに到着するのが大房岬自然公園です。ここは東京湾に突き出した全長2キロで40haほどの南房総国定公園。海辺は砂浜とゴツゴツした岩場が交互に登場し、自然の植生も豊か。2016年より森林セラピー基地に認定され、木々にハンモックをつるして眠るだけでとても落ち着きます。丁寧に管理されているため、いつの季節に行っても少し歩くだけで自然に全身が脱力していきます。

所在地:299-2404 千葉県南房総市富浦町多田良1212−29
AWANO掲載記事:https://awano.co/articles/78

・北条海岸(館山市)

(写真提供:館山市)
JR館山駅西口から徒歩5分で出られる館山湾の海岸線。海岸線一帯に公共駐車場が整備されており、電線が地下に埋まっているため長大な海岸線を開放感たっぷりで脱力することができます。館山湾はその昔から波静かで鏡のように景色を映し出すことから「鏡ヶ浦」と呼ばれるほど穏やかな海。天気が良い日には海越しに富士山を拝め、日本の夕陽百選となる夕陽は富士山の真上に沈む「ダイヤモンド富士」のスポットでもあります。

所在地:千葉県館山市北条
AWANO掲載記事:https://awano.co/articles/25

・大山千枚田(鴨川市)

(写真提供:大山千枚田)
百選つながりでは鴨川市の大山千枚田は日本棚田百選として一見の価値あり。南房総は徳川吉宗公の時代に酪農が発祥した地でもありますが、この嶺岡(みねおか)という山並みに3.2haに及ぶ大小375枚の田んぼが日本の原風景を残しています。東京から最も近い棚田ともいわれており、山の風景で脱力したいときにはもってこいのスポット。現在では、大山千枚田保存会が棚田のオーナー制やトラスト制を実施しながら環境保全を継続しており、各種体験に参加することも可能です。

所在地:296-0232 千葉県鴨川市平塚540
大山千枚田公式サイト:http://www.senmaida.com/

南房総の全身をリフレッシュする体験5選

・SUP

(写真提供:SEA DAYS)
SUPと書いてスタンドアップパドルの略。大きなボードの上に立って、パドルを漕いで海上を進む近年人気のマリンスポーツです。特に波静かな内房館山では日常からSUPでリフレッシュする人が増えており、体験を受け入れる事業者も増えてきています。波穏やかな海に適しているためサーフィンよりも難易度も低く、それでいて上級者になると波に乗ることもできるため老若男女幅広い層から人気です。

AWANO体験ページ:https://awano.co/activities/12

・乗馬

(写真提供:ホーストレッキングパーク館山)
都内にも乗馬する施設はありますが、南房総との違いは何より景観。海も山もありますので、そのどちらの景色も背景にしつつ乗馬を楽しむことができます。現代ではホースセラピーとして定着していますが古来人と馬とは密接な関係があり、人は馬を見ているだけでも心が落ち着くようです。週末は乗馬でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

AWANO体験ページ:https://awano.co/activities/79

・サイクリング

南房総(あわの国)サイクルツーリズム協会
2018年1月からJR東日本千葉支社が「B.B.BASE」(BOSO BICYCLE BASE)の運行をはじめるなど、房総半島は今サイクルツーリズムの熱が高まりつつあります。それもそのはずで、道路に信号が少なく、海と山が同一のコース上に現れる環境はそう他にはありません。各団体がMAPを制作しており、サイクルラックを置くお店も増えていますので、今後ますますサイクリストに適した環境が整っていくことでしょう。

南房総サイクルツーリズム協会公式サイト:http://minamiboso-cycle-tourism.jp/

・体験ダイビング

(写真提供:西川名オーシャンパーク)
黒潮の北限にあたる南房総は豊かな魚影からダイビングが盛んで、映画『グランブルー』でも知られるジャック・マイヨールが晩年を過ごした地でもあります。通常ダイビングとなると技能認定証が必要ですが、比較的水深の浅い体験ダイビングは初心者でも気軽に体験可能。陸の上とは異なる神秘の世界が広がっており、海の中での独特の浮遊感は一瞬で日常から非日常へと誘います。

AWANO体験ページ:https://awano.co/activities/19

・トレッキング

(写真提供:南房総市大房岬自然の家)
山登りというと険しい山を想像しますが、ここ南房総の山は低名山(ひくめいざん)と呼ばれるほど低い山。しかし低名山といえども見所溢れる山々で、豪雪の冬の時期になると多くの山登りが南房総を訪れます。そんな低名山は初心者の方にも安心して山登りを楽しめるスポット。ちょっと山に登ってみたい、そんな時にはぜひ南房総でリフレッシュしてください。

AWANO体験ページ:https://awano.co/activities/38

都市住民の元気を支える安房の体験をAWANOで発信!

全身を脱力してリフレッシュできる南房総のスポットと体験いかがでしたでしょうか。海と山に囲まれた南房総は都会の人々が羽を休めてリフレッシュするのに適した地域。AWANOは南房総(安房地域)のこうしたスポットや体験を都会の人に紹介し、都会の人々が活性化することこそ、ひいてはこの地域の活性化につながることだと考えています。また、田舎の面白さはなんといっても「人」。どこかの人とつながり、コミュニティと触れ合うことで心のゆとりにもなる第二の故郷が育まれていくことでしょう。AWANOでは、おすすめのカフェやスポット情報も紹介しております。ぜひ一度南房総に遊びにきてください。

TOP写真:北条海岸(写真提供:館山市)

◆執筆者プロフィール

東 洋平(ひがしようへい)
2011年大学卒業後そのまま南房総館山へ移住。館山市観光協会ライターを経てフリーランスのライターへ。AWANO体験プランナー。無印良品ローカルニッポンにて南房総エリアの記事を執筆。その他WEBメディアにて南房総(安房地域)について書いた記事は200本以上。
https://awano.co/